表紙の小さな物語

2017.7.11

nicoとにこりの、美味しい日常。

2017年7月号(153号)表紙

窓越しに見える店内のガラスケースには、色とりどりのドーナツが並んでいて、こちらまで香ばしいかおりが漂ってきそう。素材のもともとの甘みや香りをいかした、『nicoドーナツ』の手づくりドーナツが、にこりさんのお気に入り。「幼稚園の毎日の送迎や、習いごとの創作ダンス、ときどき写真家をしているお父さんの仕事場に行ってみたり。もちろん、休日にもよくドーナツを買いに来ます」。「それから、娘のにこりと店名のnicoが、近い響きなので親近感があるんですよね」とは、お母さん。日頃から自宅と行き来しているという七日町は、にこりさんにとっても、物心がついた頃から馴染みのある街なのだ。

 

夏になると季節限定ではじめるという、『nicoドーナツ』のかき氷にも目がないんだとか。風に揺れる吊り下げ旗を見つけるやいなや、お店にまっしぐら。ちょうどそれを見た店員のお姉さんが「にこりちゃん、こんにちは」と出迎えてくれた。かき氷の出来上がりを待つ間、「幼稚園で教えてもらったの」と、手遊び歌「いちといちをあわせたら」をみんなに披露して見せてくれたり。そうしていると、お店にいる人たち皆んなが笑顔になって、自然に会話が生まれる和やかな光景。

 

さて、お目当ての木イチゴのかき氷。果汁とハチミツが入った無添加の優しい甘さは、目をまるくする美味しさ。ほっとひと息ブレイクして、「またね」と手を振る店員のお姉さんやご近所さん。街やご近所さんとの距離をぐっと近く感じさせてくれるような、好きなお店がひとつあるって、とても素敵。

 

ちょうど、お店のお姉さんがお出迎えしてくれた。

 

体に優しく、素材のうまみを生かしたシンプルなドーナツたち。

 

「あのドーナツが大好きなんだよね〜!」「うん!」

 

目うつりするようなドーナツが、今日もたくさん。

 

「いちといちをあわせたら」を教えてくれた。

 

大好きな『nico』のかき氷をさっそくひと口、ご満悦。

 

 

いつでも会いに行きたくなる、お店や人がいるって素敵だね。

 

2017年7月号(153号)モウッと知りたい、米沢牛。
表紙モデル:にこりさん
山形県山形市七日町

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