表紙の小さな物語

2018.8.10

絵の扉からあらわれたむすめさん。

2018年9月号(167号)表紙

特集「山形の芸術祭」と題した今号の表紙には、山形ビエンナーレ2018本祭でのエキシビジョンやアートセッションにも期待が膨らむ、画家・絵本作家「ミロコマチコ」さんの作品である、山車絵本「鳥たち」が登場。モデルの女の子は、ミロコさんの作品の力に負けないというよりも、作品と自然体で調和してしまうような不思議な魅力を放っていた、春さん。今回、山形ビエンナーレの各プログラムに参画するデザイン事務所「杉の下意匠室」でイラストレーターとして活動する司さんのむすめさんです。モデル候補が難航し、半ば諦めかけていただけに、突如「絵の扉」から女の子があらわれたかのような感動を受けました。

 

自宅はもちろん、長閑な山あいにある“杉の下”のアトリエにも訪れ、お父さんと一緒に日頃からよく絵を描いているという春さん。もしかしたら将来、イラストやアートの力で、世の中を豊かにしてくれる作家さんになっているかもしれませんね。

 

また、ミロコマチコさんの山車絵本「あっちの耳、こっちの目」のうち、カモシカ、クマ、ウサギ、鳥たち、ヘビの5体が、山形ビエンナーレ2018と同時開催で、東根市図書館&美術館「まなびあテラス」にて再展示されます。2年前の議場ホールを見逃した方、山形ビエンナーレ(山形市内)にお越しの際は、ぜひ東根まで足を伸ばしてみてはいかがでしょう。

 

協力:まなびあテラス、東北芸術工科大学
写真:志鎌康平

 

ミロコマチコさんの山車絵本「鳥たち」とともに綱を引く春さん。作品がまるで生命を宿したかのよう。

 

山車絵本の前で、膝を抱え佇む様子が今号の表紙に。

 

山車絵本の雰囲気に合わせて、洋服は春さんのお母さんがコーディネイト。終始なごやかな雰囲気でした。

 

2018年9月号(167号)山形の芸術祭
表紙モデル:春さん(8歳)
山形県東根市「まなびあテラス」

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