表紙の小さな物語

2020.10.30

ご近所さんが憩うよろず屋で。結心くん、彩加ちゃん。

2020年11月号(193号)表紙

山ふもとに果樹園が広がる朝日町。町の中心に位置する「宮宿商店街」を歩いていると、菓子店の換気扇から漂ってくる甘い香りがしたり、鮮魚店では美味しそうな生寿司がガラスケースに並んでいたり。

 

今回は、文房具・本・長ぐつ・化粧品・剣道用品・印刷グッズなどを扱う、町のよろず屋として親しまれる『近江屋』さんへ。鳥よけの糸などが売られているのも果樹の町ならでは。朝日町の非公式PRキャラ『桃色ウサヒ』の近江屋オリジナルグッズも豊富に扱っており、週末ともなればそれらを目当てにはるばる県外から訪れる客もいるほど。

 

以前はおもちゃ屋だったという店内には、当時在庫になっていた希少なゲーム機やおもちゃを展示していて、どこかノスタルジア。(業務用の)アーケードゲーム機を無料開放していて、町内の子どもたちがゲーム目当てに遊びに来たり、文具や雑誌を買い求める人たちなどが入れ替わり立ち代わり、いつも会話が途切れない店内。

 

そんなお店の雰囲気もあってか、来店する人たちと気さくに挨拶を交わすお兄ちゃんの結心くんと、ちょっぴり人見知りだという妹の彩加ちゃん。とはいえ、仲良く二人で遊びながら自分たちの自宅でもあるお店のことを色々と聞かせてくれて、すぐに取材班にも馴染んでくれた二人。気がつくと、町の人たちもちらほら、茶飲話に交じってきてすこし賑やかに。地域の人たちが気兼ねせず憩えるこんな商店が、自分たちの近所にもあったらいいのになあ。

 

店のベンチでふたり仲良く絵本をひらく。

 

家にいるときはずっとお兄ちゃんの結心くんが遊び相手に。

 

結心くんは白い自転車、彩加ちゃんは黄色い押し車。あ、近所の友だちがやってきた!

 

「ハイにっこり笑ってー!」なんてリクエストしたら顰めっ面したくなるよね。

 

向こうの旗まで競争だよ、それヨーイドン!

 

2020年11月号(193号)一心一足のものづくり。
結心くん(7歳)、彩加ちゃん(2歳)
近江屋(朝日町宮宿)

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