だれかの散文

2016.10.11

第6回:芋煮、台湾味


ここで普段思ったことを書かせてもらったり、6年以上、東京渋谷のタワーレコード、ディスク・ユニオンなどに毎月配布されているフリーペーパー「月刊てりとりぃ」(部数が150部という極めてレアなフリーペーパー。泉麻人さんや作曲家の村井邦彦さん他、様々なシーンのベテラン中のベテランの先輩方がよく知る時代の残すべき貴重なお話を密に書かれています。他にも現役ライターの方々が音楽や映画、本のことなどを詳しすぎるほどみっちり分析して紹介していたり、さらに題字と挿絵は宇野亜喜良さん!なんとも濃いメンバーの皆様が揃ってます)で私もスルっと書かせてもらっていたり、同じく6年以上愛用している基礎化粧品「エレクトーレ」さんの HPの中で、美に関したりしない事のあれこれを自由に綴らせていただいていたり、毎月なんか書いているんです。しかもこれらの締め切りが奇跡的に全部近く、そのあたりはずっと「何を書こうか?何を書けばいいのか?」で頭は埋め尽くされ、( ;´Д`)←こんな顔になってます(まさに今!)。

 

さて先日夫と二人で台湾に行ってきました。旅の目的はズバリ「食」。どこで何を食べるかを話し合い、お店までの地図を見る係、間違いなくオーダー出来るようメモ用紙に漢字でメニューを書く係、まさに二人三脚力を合わせて頬張るシステムを作ったおかげで、翡翠のような美しさを放つ緑豆スープやトリュフ掛け卵焼き、ワラビの塩炒め、蒸しガチョウなど初めて頂くものから、地元の皆さんの普段食、ルーロー飯に小籠包、ジャージャー麺に屋台飯、マンゴーかき氷にお茶、朝から40分並んで頂く台湾朝飯(暖かいおぼろ豆腐のようなものと揚げパンみたいなセット)、帰るフライト直前には市場に寄ってお家での夕飯用惣菜数種をパウチしてもらったりもして、今なら「もうお腹がいっぱいで食べられないわ。次はショッピングを楽しみたいの」とかイメージする可愛い女子みたいなことを言えば良かったなあ・・と思ったりもするけど、目的からブレることのないガッツリした動きで旅を満喫しました。

 

台湾から戻った二日後、山形放送「北国トラベラーズ」のロケで久し振りに山形へ行きました。どれほど行く日を楽しみにしていたか(番組は10月22日放送予定です)!

 

「お帰りなさい!」と集まってくれる仲間がいる街は最高に最高でしかなく、会ってなかった時間の出来事を我先にと話し合い、笑い合い、美味しい食事を頂いてるけど・・

もしかして・・ここ・・台湾・・料理屋さんじゃ・・ない・・かな・・。

「そうっすよー!この店の話を紀子さんにラインしたら行きたい!って言ってましたよねー!」

 

帰国直後にまさかの台湾!

山形に来てまで台湾!

 

それでも美味しく楽しく頂いていると

お店のおかみさんから

「これ、サービス!台湾出身の私が作った芋煮、食べてー!」

国を超えた芋煮!なんか辛い!でも美味い!!

 

こうして嘘みたいな出来事が起きてくれるおかげで、

毎月ありがたくお話が書けるんです。

苦しいけど文章って楽しい(やっぱりこんな顔→( ;´Д`)になるけど)。


加藤 紀子

プロフィール:

加藤紀子

92年に歌手デビュー。歌番組やバラエティー番組、ラジオなど幅広いメディアで大活躍するさなか、2000年より芸能界を休業し、パリへ語学留学。2002年に帰国し、芸能活動を再開。現在は、東海テレビ「スイッチ!」、NHK-FM「トーキング ウィズ 松尾堂」にレギュラー出演など幅広く活躍中。

加藤紀子ブログ「加藤によだれ」
http://ameblo.jp/katonoriko/

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