特集の傍流

2021.3.8

はんなり艶やかに、街を彩る美しき伝統芸の表現者。

2021年4月号(198号)舞子と舞娘。
やまがた舞子、酒田舞娘の皆さん
山形県山形市七日町、酒田市日吉町

今月のgatta!は「やまがた舞子」さんと「酒田舞娘」さんの姿を追います。その昔、山形県は紅花の産地として栄えていました。最上川によって結ばれた城下町山形と湊町酒田は、それぞれ舟運によって上方文化が根付き、独自に発展し、継承されてきました。舞妓と聞けば、もちろん京都のイメージですが、ここ山形県でもその“華やぎの芸”は受け継がれています。

 

写真は、やまがた舞子のすみれさん。すみれさんは実の姉であり現役の舞子さんである、ことりさんの影響を受けてこの世界を目指したとのこと。凛とした舞子姿とは裏腹に、オフの日は動画をみたり、ペットのチワワと過ごしたり、と素顔は今どきの女の子です。撮影時にさしていた菜の花の簪は、その日が初お披露目。先輩の芸妓さんの手作りだそう。季節柄に合わせて変化する舞子さんの装いにも、和の粋を感じます。ほかにも、やまがた舞子のことりさんや小雪さんにもお話しを伺いました。彼女たちの貴重な素顔のオフショットや休日の過ごし方は、ぜひ誌面をご覧ください。

 

また、酒田舞娘に出会えるスポット、『相馬樓』さんも誌面で紹介しています。現在食事の提供は中止していますが、演舞鑑賞は定休日をのぞいて毎日行われています。登録文化財に指定された伝統が息づく建築としなやかな酒田舞娘さんの演舞は一見の価値ありです。地域文化の継承者として、日本古来の美意識の象徴として、舞い踊る彼女たちの姿を同じ山形県民として誇りに思わずにはいられません。

 

この花柳界の灯を絶やさぬよう、応援していきたいものです。3月5日発行の特集「舞子と舞娘(まいことまいこ)」ぜひ誌面をお手にとってご覧下さい。当ウエブ「特集の傍流」でも順次サブカットを入れながらレポート更新予定です。

 

2021年4月号(198号)
舞子と舞娘。

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