特集の傍流

2022.4.6

リアルな県民像が、数字から見えてきました。

2022年5月号(211号)数字で見る山形カルチャー
山形大学教授(学術研究院)、日本世間学会代表幹事 山本陽史さんほか
山形県内全域

 人口、面積、月収など、山形県を取り巻くあらゆる数字を見える化し、そこに住む私たちの暮らしぶりや県民性を客観視してみよう。意外な事実を前に新たな気づきに出合えるかも?!

 

知っているようで知らなかった、山形の素顔大公開スペシャル。

 新年度がスタートし、職場などさまざまな場面で自己紹介の機会が増えるとき。自身のプロフィールについては備えていても、いざ山形県のプロフィールについて問われると「!?」となるかたも多いのでは?

 この機会に全国ランキングにおいて山形県が1位のものをおさらいしてみよう。

 

即身仏の数 8体

日本には新潟や京都などに17体、そのうち8体の即身仏が山形県に存在している。その数は日本一だ。

(出典:江戸時代以降の湯殿山系即身仏の数)

 

滝の数 230瀑

全国には落差5m以上の滝がおよそ2,500以上あると言われている。なかでも山形県内にはその1割に近い230もの滝があり、その数日本一。

 

刑法犯の検挙率 82.0%

80%超えの検挙率を誇るのは、全国でも山形県のみ。窃盗犯検挙率も全国2位の79.3%だ。

(出典:警察庁「犯罪統計(令和3年1〜12月分 確定値)」)

 

ラーメン店舗の数 57.07軒

中華そばの外食費用では新潟県に抜かれたものの、人口10万人あたりのラーメン店舗数は2位の新潟県が37.7軒なので、本県のラーメン愛はダントツ!

(出典:2021年iタウンページ記載店舗数を参考に10万人あたりの店舗数を算出)

 

最上川の全長 229km

一級河川の最上川。全長229kmはひとつの都府県のみを流域とする河川としては国内最長である。河川延長(幹川流路延長)は全国7位。

 

遠いようで近い山形の10年後とは?

 いまから10年前、東京スカイツリーがオープンし、ロンドン五輪ではこれまで最多のメダル獲得に日本中が沸いていた。これらの出来事を遠い昔と捉えるか、はたまたつい最近と感じるかは人それぞれだろう。そして2022年の現在。混沌とした世の中でもどこか未来に希望を持っていたいとgatta!編集部は10年後の山形を読者と一緒に考えてみることにした。

 10年後の未来を描くにあたり、山形で生きるさまざまな世代のかたの声を訊き、gatta!webでは、県内外に住む人々の意見を読者アンケートにて集めてみた。まずはシンプルに「山形の好きなところは?」が1問目。内訳は下のグラフの通りだ。

 

 

 やはり美酒美食の県であることに魅力を感じている人は多いようだ。四季折々の表情をみせる自然豊かな風土や、ほのぼのとした田舎特有の空気感を回答として挙げる人も。2問目は「10年後の山形に実現して欲しいこと、期待することは?」。内訳は下記のグラフの通り。

 

 

 回答では、いまある自然や文化の維持を望みながらも、都市化を求める声が多い。首都圏へのアクセスの良さや大型商業施設・テーマパークを求めるのは、いわゆる都会的な暮らしに対する憧れからか。

 そのほか本誌では、さらなる統計データをもとに「日本世間学会」の代表幹事を務める山形大学の山本陽史教授と県民像を考察し、10年後の山形を考えるコーナーでは県内在住者10名のリアルな声を掲載。また、全国上位にランクインしている山形の誇るべき品々を支える、県内の元気な企業を紹介している。数字から解き明かす山形の姿、皆様の目にはどう映るだろうか。

2022年5月号(211号)
数字で見る山形カルチャー

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