特集の傍流

2022.5.12

ふっくらしっとりがクセになる、全国にリピーターが多い名店。

2022年6月号(212号)ふうき豆に迫る。
代表:向淳さん
山形県山形市

 山形市内の中心街、目抜き通りに店舗を構える『御菓子司山田家』。和菓子店として昭和8年に創業した当時から店頭に並んでいるという「白露ふうき豆」は、いまや全国に知られた同店の看板商品だ。代表の向淳さんによると「じつは発売当初は今ほど売れなかったようですよ。基本の製法は変わっていませんが、さらにおいしく仕上げるため色々と改良を重ね、現在のふうき豆に辿り着きました。また全国に知られるようになったのはクール宅配便が登場してから。ふうき豆はなまものですから、地方発送は冷蔵にて対応しています」という。おいしさの秘訣を尋ねると「一つひとつ丁寧に、全行程において気をつけながら作る。それだけです」と潔い答えが返ってきた。

 

鮮やかな豆の青さが美しい。頬張ればほっくりとした豆の香ばしさと、ほどよい甘さで、口中が幸福感で満たされる。

 

ふうき豆と同じ青えんどう豆を材料にしたうぐいすあん入りの「あずままんじゅう」は1個120円。

 

ふうき豆のほか、季節の干菓子なども販売。

 

お茶うけとして、さらに食材の副菜として

 青えんどう豆、砂糖、塩を材料に吹きこぼしながら炊き上げる。文字にするとごくシンプルな作りかたゆえに、少しの油断も許されないことは想像に難くない。小さな豆一粒一粒の皮をむき、仕上がりはふっくら柔らかく、それでいて食感はしっとり甘く、かすかな塩気が追いかけてくる。お茶うけとしてだけでなく「きんとん」のような感覚で食事の際にも添え置きたい、一度食べたらまた食べたくなる逸品だ。

 

「白露ふうき豆」は280g 袋入り500円から購入可能。贈答用箱もあり。

 

大口注文の場合は事前予約がおすすめだ。全国発送(クール宅配便)も対応可。

 

御菓子司 山田家)山形県山形市本町1-7-30
営業時間 / 9:00〜18:00(火曜定休、不定期に月曜との連休もあり)
TEL / 023-622-6998

2022年6月号(212号)
ふうき豆に迫る。

この記事の電子版ブックを読む

関連記事

上へ