チマタの話題

2018.9.11

本が繋げる交流で地域文化を底上げ。
今年でファイナルを迎える「Book! Book! Okitama」

2018年10月号(168号)掲載

 本を通じて、人、店、まちが様々な角度からつながり、山形県の置賜地域に新たな文化の風を生み出すことを目的に開催された「Book! Book! Okitama」(以下BBO)。2014年から『川西町フレンドリープラザ』をメイン会場に始まったこのイベントは今年で5回目を迎えるが、今回でいよいよ最後の開催となった。
 “本の楽しさを知らない、読むきっかけがない、本との出会いがない”といわれる現状に一石を投じるイベントとして注目され開かれたBBO。代表するイベントのひとつである、参加者がダンボール一箱ほどの古本を持ち寄り販売する「一箱古本市」や、作家や本に関わる人のトークイベントなど、本好きには堪らない企画が目白押し。もちろん、普段読書や本に縁遠いという人や、家族連れも参加できるワークショップなども用意されたイベントだ。

 

これまでのイベントの様子。

 

 

見る、聞く、体験するなど、川西町フレンドリープラザを中心に様々な企画が催される。

 

普段親しんでいる本を通じて、新たなコミュニケーションを。

「本を媒介に面白いことをしようと考えたのが始まり。5年間で本が好きな人との出会いや繋がりが生まれ、そこから新しい企画や本をいろんな方向から楽しむきっかけとなりました」と語ってくれたのは、第一回目からイベントに関わっている荒澤久美さん。本に関わるプロ(漫画家、絵本作家、編集者、ブックコーディネーター、ライターなど)と出会い、刺激を受けながら裏方を知ることで“本”の見方が変わったという。

 

置賜地域カルチャー誌「nda nda!」の第2号が発刊。イベントから生まれた冊子でBBOの集大成ともいえる一冊。

 

 協賛店めぐりを通しては、地元の店や店主と“本”を介した出会いや会話が生まれ、地元への愛着が増したという荒澤さん。「5年で一区切り、また新しい形で本と人との出会いの場をつくっていけたらと思っています」とその目は先を見据えていた。

 

BBO2018のポスター。過去に登場したオリジナルキャラクターが勢揃いし華を添える。

 

 会期は9月22日(土)〜10月7日(日)。川西町フレンドリープラザをメイン会場に、置賜地域30ヶ所以上の店舗や施設で様々なイベントを開催。各会場を巡るスタンプラリーでは、オリジナル缶バッチや手ぬぐいをプレゼントする。

 
 

Book!Book!Okitama 実行委員会

山形県東置賜郡川西町大字上小松1037-1(川西町フレンドリープラザ内)
0238-46-3311
営業時間はホームページを参照
https://bookbookokitama.com


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