チマタの話題

2019.1.9

「たかはた」と「イタリア」、夫々の素材が共鳴する食堂。

2019年2月号(172号)掲載

 採れたての野菜を手に、店の前で地元農家の方と談笑するのは店主の安藤さん夫妻。12月初旬にオープンした「食堂an.(アンドット)」は、高畠とイタリアそれぞれ土着の食文化で培われた素材を組み合わせた料理が評判のイタリアン食堂。
 素材の風味を逃さないシンプルな仕込みと調理を見極め、食材によっては塩だけという必要最小限の味付けであったり、数種のオリーブオイルを使い分ける“当然”のある料理が信条だ。さらに、値段だけでなく“味わい”で選んでいるという絶妙な器の加味にも思わず笑みがこぼれる。

 

前菜・焼き立てパン・パスタ・ひとくち菓子・飲み物がセットのランチ(税別1,300円)に、置賜産の器やポルトガル産「クチポール」のカトラリーが卓を彩る。

 

料理人との近い間合いも食欲をかきたてる。自然派ワインや日本酒など、酒のチョイスも絶妙だ。

 

 また、古いスナック店をDIYで仕上げた手作業の“味わい”があるインテリアも大切な要素。高畠石の壁面を抜けるエントランスや、松の古材を使ったカウンターから間近に見るキッチンの風景など、「高畠」と食べ手の距離がぐっと近くなる店だ。

 

 
 

食堂an.

山形県東置賜郡高畠町高畠410-6
電話/050-1176-7168
営業/11:30〜14:30、18:30〜21:00
定休/毎週水曜(臨休あり)


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