チマタの話題

2019.12.11

“市つくって地固める”尾花沢・徳良湖湖畔の「ドツキ市」。

2020年1月号(183号)掲載

煌めく湖面と折節ごとに様々な景観を見せる尾花沢市の徳良湖は、百年前に約三万人の工夫が土を固める土搗きで造成した人工湖。この湖畔を会場に、Uターンした若者や地域おこし協力隊を中心とした有志が、この秋から偶数月に一度「ドツキ市」と名付けられた新たな賑わい創出を狙う市を立てている。

10月に開催された初回の市では、かつて工夫らが土搗き唄に合わせて日除けや雨除けになるスゲ笠を廻し即興で踊ったものが原型といわれる「花笠踊り」や神輿も披露され、多数の来場者で賑わった。

 

尾花沢の真ん中に位置する徳良湖。松林と煌めく湖面。(写真提供/ドツキ市実行委員会)

 

山神社宮司でありつる細工にも取り組む、ドツキ市実行委員長の横澤孝博さん。(写真提供/ドツキ市実行委員会)

 

第2回「ドツキ市」のフライヤー。(画像提供/ドツキ市実行委員会、杉の下意匠室)

 

第2回となる12月14日(土)の市では、市内外から個性的な33店舗が出店。尾花沢市内からは無農薬・無化学肥料の農産物、芋煮、きのこ汁、窯焼きピザなど、普段はマルシェには参加しないような商店も賛同。市外からも手作りおやつや惣菜店、雑貨店、フランス料理、アメリカンパイ、自家焙煎コーヒー店などが参加する。

また、室内のマルシェのほか、屋外では「冬のキャンプ」をテーマにした焚き火、デイキャンプ、チェアリングを楽しめるアクティビティ体験空間や、「冬の手仕事」をテーマにした工芸品の販売・ワークショップも予定。尾花沢に伝わる伝統工芸や郷土料理、そして自然と向き合う楽しみを育む感性が、若い世代にも継がれていく場としても期待される。

 

出店の業態は、屋外アクティビティ体験、農産物・郷土料理・工芸品などのマルシェと多様だ。(写真提供/ドツキ市実行委員会)

 

ドツキ市のマルシェの様子。次回12月14日は冬季につきマルシェ会場は屋内となる予定。(写真提供/ドツキ市実行委員会)

 

ドツキ市

山形県尾花沢市大字延沢3636-14(徳良湖自然研修センター)
info@dotsuki.jp
偶数月に一度の土曜10:00〜15:00
https://dotsuki.jp


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