特集の傍流

2022.3.14

クラフトビールに惚れた、若き醸造家の挑戦。

2022年4月号(210号)ホップ,ステップ,ビール!
代表・醸造家:槙山秀都さん
山形県米沢市

 米沢市出身の槙山秀都さんが営む『米沢ジャックスブルワリー』。名前にはオープンのきっかけとなった友人・ジャクソンさんの愛称を冠した。「アメリカで彼が趣味で醸造したビールを初めて飲んだとき、個性豊かで衝撃を受けました」と槙山さん。日本よりも規制が厳しくない海外では、ホームブリュー(home brew)すなわち自家醸造が認められており、趣味でアルコール飲料を仕込んでいる人も多いのだとか。

 

代表で醸造家の槙山さん。米沢市南部の周辺に田畑が広がる醸造所には3種類の樽を設置し、中身を入れ替え醸造している。

 

 ブルワリー開設を決意した槙山さんは、東京のブリューパブなどで修行を重ねた後、2018年に念願の醸造所をオープンさせた。ペールエールやIPAなどの定番のほか、画家の小林舞香氏が商品企画と作画に関わった、蔵王大権現のラベルが目を引く「ZAO BEER」など、地産商品や作家、飲食店とのコラボも多い。また、最近では地元の若手農家とホップや大麦の栽培にも着手している。「全国のビール好きから評価していただけるようにレベルアップしていければ」。米沢の田畑に囲まれた、小さなブルワリーの挑戦は続く。

 

右上、白黒のラベルが一押しの一本、ゴールデンエール。黄金に輝くビールは、ほのかに柑橘系が香り、飲み口さわやかでクラフトビール初心者向け。(330ml、935円、ゴールデンエール、ALC.5%)

 

西川町大井沢産の山ぶどう使用のビールや、県外のブルワリーとコラボした商品など、ラインナップは多岐にわたる。

 

ビールは地元の酒販店のほか公式オンラインショップでも購入可。醸造所でも販売しているが、事前の問い合わせ必須。

 

米沢ジャックスブルワリー)山形県米沢市大字李山5471

TEL 0238-33-9558

https://jacks-beer.com

2022年4月号(210号)
ホップ,ステップ,ビール!

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