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85作家124点の作品で見る、「世界の巨匠たちが子どもだったころ」
山形美術館では、世界を代表する巨匠たちが子どもだった頃に描いた作品を紹介する展覧会を、2018年7月20日(金)から8月26日(日)まで開催。日本初の本格的な子ども専門のミュージアムとして1985年に開館した、おかざき世界子ども美術博物館の所蔵品から、モネ、ムンク、ピカソ、岸田劉生、青木繁、三輪晁勢、平山郁夫、横尾忠則らが10代に描いた作品を展示。10代ですでに卓越した写生力や色彩感覚をうかがわせる作品など、巨匠たちの原点ともいうべき作品の鑑賞を通じて、芸術の多様な世界を身近に感じることができる。
また、作家が巨匠となった時代の山形美術館収蔵作品を併せて展示。さらに期間中は、小中学生を対象とした造形ワークショップも実施。新しい時代を切り開いていく子どもたちの、既成概念にとらわれない自由な発想や創造力を豊かにする機会だ。
【展示作品】
モネ、ムンク、ピカソ、岸田劉生、青木繁、三輪晁勢、平山郁夫、中島千波、田中一光、横尾忠則ら85作家が10代に描いた作品124点。
【入館について】
会期中月曜日は休館。入館は16:30まで。入場料は一般1,000円、高大生は800円、中学生以下は無料(県民共済のメセナ活動)。20名以上の団体は各2割引。障がい者とその付添者1名は各半額。キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は無料。
詳細は山形美術館webにて
www.yamagata-art-museum.or.jp

モネ/17歳《ノルマンディーの断崖》1857年(画像提供:山形美術館)

ムンク/18歳《雪景色の中の少年》1881年(画像提供:山形美術館)

青木繁/19歳《石膏像》1901年(画像提供:山形美術館)

山形美術館
023-622-3090
10:00~17:00
定休:月曜(会期中)
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