チマタの話題

2020.3.9

「本の正倉院」を通して、日本独自の桐箱文化を世界に発信。

2020年4月号(186号)掲載

 山形市の伝統的工芸品「山形桐箱」を手がける、『有限会社よしだ』のブックケースが、昨年末に開催された「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」工芸・雑貨部門でグランプリに輝いた。防虫・調湿効果に優れた桐の特性が生かされたブックケース、「本の正倉院」は、本のコレクターの発想をもとに開発されたもの。経営相談に訪れた『山形市売上増進支援センターY-biz』で大会を知り、「山形桐箱を知ってもらうきっかけになれば」と出場を決めた。

 

先代からの「正直なものづくり」の精神を受け継ぐ、吉田長芳社長。

 

手作業で表面を削り、木目を際立たせる。

 

 評価されたのは創業90年の卓越した技術力と、現代にマッチした発想力。便利さが注目される大量生産時代にあって、モノの価値について考えさせてくれる逸品だ。
 世界大会はシンガポールで開催予定で、海外の歴史的な資料の保管などにその反響が待たれる。同社では伝統の技を武器に世界へ挑戦、新たな販路拡大を目指している。

 

 自分だけの〝重要文化財〟である、大切な本を守ってくれる「本の正倉院」はオンラインショップで購入可能。詳しくはhakonara by YOSHIDA(ハコナラ)https://hakoyoshi.thebase.in をチェック。

 
 
 

有限会社よしだ

山形県山形市五日町6-9
電話/023-645-3025
営業時間/9:00〜19:00
定休日/日曜日・祝日
http://hakoyoshi.jp


過去の記事

上へ