表紙の小さな物語

2017.3.12

快活な笑顔を振りまく、接骨院の看板っ子。

2017年4月号(150号)表紙

ヒーローのキャラクターやテレビ番組が大好きだという慶人くん、ご家族と待ち合わせしていた(お父さんが営む)接骨院に着くと、彼は快活な笑顔で私たちを迎えてくれた。院長であるお父さんは、地元高校のバスケットボール部の外部コーチも務めるスポーツマンだ。このときは、バスケ部の練習試合があるということで一時お留守にしていたが、保育園が休みの日はおじいちゃんやおばあちゃんに連れられ、よく接骨院に遊びに来るとのこと。そして診療時間中は、なにかお父さんの手伝いがしたくて、患者さんへアメ玉を手渡す「接客のお手伝い」をしてくれるのだとか。思わぬアメ玉のサービスに笑顔がこぼれる患者さんらの周りには、自然と和やかな会話が生まれ、まるで接骨院の看板っ子みたい。

 

おじいちゃんにアメを。

休診時間、患者さんの代わりにおじいちゃんにアメ玉を「はい、どうぞ」。

 

お父さんから、バスケットボールを教えてもらっているという慶人くん。患者さんが帰ったあとの診察室では、おじいちゃん相手にパスの練習が始まった。小さな体で大人用のボールを扱う姿は、なかなか様になっている。ボール遊びの次はブリッジ。身体能力の高さはお父さん譲りなのか、何度も披露してくれた。

 

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大きなバスケットボールだが、上手なハンドリングを見せてくれた。

 

お父さんのように、バスケットの先生(コーチ)になるの?と訊いたら、将来の夢は「ヒーローになる!」とのこと。男の子らしいね。「いつでもどこでも元気がいい、慶人がいると家のなかが明るくし、接骨院の待合室のなかも明るくなります」とは、おじいちゃん。元気で優しい慶人くんは、お父さんや家族の背中を見て伸び伸び育っています。

 

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終始笑顔の慶人くん。〈右上〉いつも遊んでくれる大好きなおじいちゃんと、撮影にかけつけてくれた慶人くんのお母さん、3人一緒にパチリ。

 

2017年4月号(150号)アマゾンと山形の人類遺産
表紙モデル:藤田慶人さん(4歳)
山形県山形市下条町

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